セルフケアはなぜ大事か?

生活習慣、24時間の毎日をどのように体と心を使っているのかが体調を握る鍵、というのは大前提。
病院にはなるべくお世話になりたくない。
いざというとき、万が一のための病院。
 
そのためにも、日頃の養生がいかに大切か。
一に睡眠、二に睡眠、三四が無くて五に食事、
その次にようやく施術などのケアがくるように思っておけば
まずは間違いないと思っている。
 
とはいえ、
そうそう仕事はかえられないし、ストレス発散のための趣味は何が何でも続けたい。
物心両面ストレスゼロの状態なんて生きている限りあるわけもない。
 
そこでわたしたちの役割がようやく出てくるとは思う。
 
いざというときの薬が効きやすい体をつくるために。
本来からだがもつ力を発揮しやすい体をつくるために。
 
鍼や灸は所詮「ハリガネと草」であり、医薬品とは異なる。
治ろうとする、生きようとするエネルギーがその人自身に備わっていてはじめて施術の効果があらわれる。
セルフケアを十全にしていれば、院に通う頻度も低下して、
そのうち施術が必要ない体になってもらうことが私の最終目標。