本も貸し出します

先行きのことを考えると心配しかないが、たとえばこの本を手に取ると、うすぼんやりと明かりが灯る。
ひとびとの意識を変えるとは、大変なことだがそれは大きな第一歩。
昨日は疲れて洗濯しながら寝てしまい、こんな明け方、トイレに起きて洗濯ものを干し、ふと考えた。
朝刊配達のバイク音が通り過ぎ、もうひと眠り。
 
「財政破綻により病院がなくなってしまった夕張市、
しかも高齢化率は市として日本一。
しかし破綻後のデータは、夕張市民に健康被害が出て
いないことを示していた。
『病院がなくなっても市民は幸せに暮らせる!』それが
事実なら、それはなぜなのか?」
 
高齢化、財政破綻からの医療の変遷は奇蹟でもなんでもなく、そのようにひとびとが、個々人で価値観を変えていったことによるものが大きい。
「なんで、そんで、本当に?」のルールに則り今後の生き方、死に方へのヒントが詰まっている本。
 
破綻からの奇蹟: 〜いま夕張市民から学ぶこと〜 これからの日本の医療・介護の話をしようシリーズ